独自の理想像でストレスフリーに

世の中で活躍するワーキングマザーの理想像として、仕事をバリバリにこなし、家事をきちんとして子育てもしっかり行うというものがある。
結婚する前や子供が生まれる前までは、この3つの要素を備えた女性のようにスマートに仕事をこなして、家庭との両立をしている働くお母さんというイメージをもっていたという人も多い。
しかし、現実はその理想像とはかけ離れた生活を送る羽目になってしまい、時間に追われてストレスを抱えながらいわば泥臭い毎日をおくる人も多いものだ。

自分でも気づかないうちに気持ちが疲れきってしまい、たくさんのストレスを溜めた状態となる。
そのため、ワーキングマザーの理想像というのは世の中で創られた想像上のものだと思うことで気持ちがまずは楽になり、完璧を目指さないことが一番のストレス発散法だ。
完璧を目指すと悪戦苦闘している自分の生活がなんだかみじめになり、ストレスを感じてしまうのである。

子供を育てながら働くことは、とても泥臭く、汗と涙とストレスに満ちたプロセスだということをまずは受け入れ、そのプロセスを自分なりのやり方で進めていけばいいので、ワーキングマザーの理想像というのは本来、人それぞれオリジナルなものだ。
勤務や雇用形態も様々、働くことと子育て、家事、どこに重きを置くかの価値観も様々なので、自分のライフスタイルに合わせて、自分らしさを盛り込みながら日々のアレンジをしていくと自分だけの理想像ができあがり、ストレス発散につながる。

それでも、多少のストレスはたまるので、忙しい生活の中でも段取りを整えて自分時間を過ごすことが大事で、幸せな気持ちを持ち続けるために必要なことである。